シンガポール株式

既に先進国のシンガポール株式市場への投資は魅力的なの?おすすめ銘柄はある?

シンガポール株式市場サムネイル

今までにシンガポールのファンダメンタル(経済・政治・財政)と為替リスクについて記載しました。

本日はいよいよ本題のシンガポール株式の分析を行っていきたいと思います。

 

シンガポール株の市場平均は今後どうなっていくのか?

どのようにシンガポール株に投資を行えばよいのか?

シンガポール株で有望な個別銘柄はあるのか?

 

という点について重点的に特集していきたいと思います。

 

シンガポールのファンダメンタル(経済・政治・財政)と為替見通しのおさらい

シンガポール株の分析にうつる前に、まずは前回までのおさらいを簡単にしていきたいと思います。

シンガポールは最早新興国という水準ではなく、日本の1人あたりGDPの水準を軽く超える先進国なのです。

 

その為、当然成長率は他の新興国に比して低いレベルとなっています。

 

シンガポールの政治は汚職もなく安定しており、財政は他の先進国と同様に高くGDP比累積債務は110%となっておりますが、

直近はほぼほぼ財政収支が均衡しており、見通しが暗いというわけではありません。

 

為替についてはシンガポールは貿易立国ということもあり、

通貨の安定性を金融政策の最重要課題に置いております。

 

傾向としてシンガポール経済が堅調な時はシンガポールドルの増価を容認し、

経済が軟調な時はシンガポールドルの減価方向に誘導しております。

 

その為、経済が堅調で株式市場も上昇する局面では通貨の価値も増大し投資利益が拡張する反面、

経済が軟調で株式市場が下落する局面では投資損失が拡大する可能性が高いということを念頭に置く必要があります。

 

シンガポール株の市場平均ST指数(ストレーツ・タイムズ指数)の推移と今後の見通し

それではまず日本でいう日経平均のような市場平均について見ていきましょう。

日本の日経平均が日本経済新聞社が算出しているのに対して、シンガポールでは、

 

地元紙ストレーツ・タイムズ社が算出しているストレーツ・タイムズ指数が一般的に用いられています。

シンガポール株式市場の代表的な指標で、ストレーツ・タイムズ指数(Straits Times Index)とも呼ばれます。

シンガポール証券取引所(SGX)において、時価総額が大きく最も活発に取引される30銘柄を対象に、1998年8月28日を基準日として算出されている時価総額加重型株価指数です。

この指数は、シンガポール株式市場の動きを反映していて、シンガポール地元紙のストレーツ・タイムズ紙が算出しています。

(引用:ストレーツ・タイムズ指数)

 

以下日経平均とST指数の直近10年間の推移です。

日経平均よりも低いパフォーマンスで殆ど10年間株価が変わらないという停滞期に突入しています。

ST指数(青) TOPIX(赤)

STIとTOPIXの比較

参照:楽天証券

 

PERは14倍と日経平均と同程度の若干の割安水準ですが、

あえて高いリターンを求める投資先としてシンガポール株式市場を選ぶ魅力はなさそうですね。

 

 

シンガポール株式市場に投資する方法

シンガポールの株式市場全体に投資する方法としてETFが選択肢として考えられます。

ETF(Exchange Traded Future)は投資信託と同様に多くの銘柄に分散投資を行う仕組みなのですが

株式市場がオープンしている時間であればいつでも取引が可能といいう特徴を有しています。

 

シンガポールの株式市場全体に連動するETFは実際に組成されており、

楽天証券やSBI証券を通じて購入することが出来ます。

 

シンガポールETF銘柄

 

両者は上場されている市場が米国とシンガポール市場という違いはありますが、

MSCI シンガポール指数はMorgan Stanley Capital International社によって算出される指数です。

 

各市場の銘柄を時価総額加重平均で算出したものです。

ST指数と完全に一致はしませんが、ほぼほぼ同等の値動きが期待できます。

 

シンガポールの個別株の買い方ー証券会社は楽天・SBIで直接購入が可能ー

シンガポールも先進国であり、日本からも米国市場と同様にシンガポール市場に直接アクセスすることが出来ます。

日本からでも楽天証券やSBI証券で直接シンガポール市場に上場されている銘柄を購入することが出来るのです。

 

直接取引をする際の注意点としては、売買往復で2%の手数料がかかるのに比べて為替手数料が発生することです。

シンガポール株を購入する時の為替レートと売却する時の為替レートに差があるのです。

楽天証券のシンガポール株の取引手数料

参照:楽天証券

 

 

 

上記は楽天証券の為替手数料ですが、シンガポールドル円は約80円ということを考えると、

83銭というのは手数料で1%、売買往復で2%の手数料となります。

取引手数料と合わせて合計で5%の手数料が発生するということですね。

 

シンガポールのおすすめ個別銘柄ーシンガポールテレコムー

それではシンガポール株式の中でおすすめの銘柄についてお伝えします。

現在おすすめできる銘柄としてシンガポール版のNTTであるシンガポール・テレコム社があります。

 

シンガポール・テレコム社はシンガポール版のNTTで通信回りのことを全般に取り扱っています。

またグループ企業はオーストラリア、米国、欧州と後半に広がっており、業容・地域ともに拡大しているグローバル企業です。

 

業績は順調に拡大しているにも関わらず、株価が以下のように停滞しているということもあり、

PERは9倍台と割安な水準で推移しています。

シンガポールテレコムのチャート推移

 

 

現在投資をしておけば長期的な視点で利益獲得を狙うことが出来ます。

 

 

おすすめの新興国株投資手法

シンガポールの株式市場は既に先進国の様相を呈してきており、

日経平均よりもこの10年間のパフォーマンスは悪いということになっております。

 

株価は停滞していたということもあり、安くも高くもなく停滞しているというレベルですが、

いずれにせよシンガポール株に投資をするくらいであれば日本株に投資をしたほうが良いと考えています。

 

私は新興国株に投資をするのであれば、割安で尚且つ成長力が高い市場に参入するべきであると考えています。

今現在私が最も注目しているのは中国です。

ただ、中国の個別銘柄を分析することは正直ハードルが高いのでプロに運用を任せています。

興味がある方は以下の記事をぜひご覧ください。

 

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!
新興国投資信託

おすすめファンドランキング
昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

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