韓国株式

成長率は低いが韓国の株価指数は現状割安水準!市場全体と代表銘柄サムスン電子を徹底分析。

韓国株式市場サムネイル

これまで韓国のファンダメンタルズ(政治・経済・財政)と為替の見通しについて分析してきました。

 

韓国は既に先進国の仲間入りを果たしており、1人あたりGDPも日本に近づいてきています。

今回はいよいよ本題の韓国の株式投資の見通しを市場平均と個別銘柄という観点でみていきたいと思います。

 

韓国のファンダメンタルズと為替の見通しのおさらい

韓国のファンダメンタルズ(政治・経済・財政)と為替の見通しをおさらいしていきましょう。

 

韓国は既に1人あたりGDPは30,000USD(日本は40,000USD近辺)となっております。

先進国の仲間入りをしましたが、既に成長率は2%程度と低く更に人口も減少局面にさしかかり、

新興国に投資することによる大きな利益を狙いたいのであれば、時既に遅しという状況となっています。

 

財政は今後歳出が歳入を上回っていくことが予想されていますが、

現時点においてはGDP比で10%程度と比較的安定しております。

政治についてはご存知の通り、パククネ大統領が失墜し文ジェイン氏が大統領に就任しております。

 

既に民主主義国家なのでタイのように軍部がクーデターをおこしたり、社会主義の変革するというリスクは低いでしょう。

為替の見通しについては低インフレ、国際収支の黒字という要因にささえられ堅調に推移することが見込まれています。

 

韓国株の市場平均KOSPI指数の推移と今後の見通し

KOSPI指数はKorea Composite Stock Indexの略で日本でいうところの日経平均に相当します。

1980年1月4日時点の基準価格を100として現在2300近辺なので40年で23倍になっているということになります。

以下直近10年のKOSPI指数の値動きです。

KOSPI指数のチャート

 

 

日経平均が戦後から1990年までの間に200倍に暴騰したことに比べるとイマイチといった感じですね。

直近10年の値動きで見るとTOPIX(赤)に対してKOSPI指数(青)のパフォーマンスが低くなっております。

KOSPI指数とTOPIXの比較

 

 

韓国のPERは8.6倍、PBRは1.1倍と割安水準となっています。

直近までの値動きからして韓国に資金が入ってきておらず割安に放置されていたのですね。

 

適正水準まで再評価されたら1.5倍までは増加することは考えられますが、

成長自体は停滞していることを考えると長期的な上昇は見込みにくいでしょう。

 

韓国の市場平均に投資を行うのに適したETF

私自身はあまり魅力的とは考えていませんが、そんな韓国株式市場に投資したい。

しかし個別銘柄については良くわからないので、市場平均に投資を行いたいと考えていらっしゃる方に、

おすすめできるのがETFという選択肢です。

 

ETFというのはExchange Traded Fundの略で日本語では上場投資信託といいます。

普通の投資信託が1日に一回決まった価格で取引しかできないのに対して、

ETFは株式市場が開場している時間であればいつでも取引を行うことが出来ます。

 

ETFについては以下に詳しく纏めておりますので、参考にしてみて下さい!

 

現在日本で取引することができる韓国株式市場に連動したETFの代表例として、

楽天証券やSBI証券でMSCI韓国ETFがあります。

MSCI(Morgan Stanley Capital International)はモルガンスタンレー証券の系列企業でETF組成の大手です。

 

同ETFは韓国の時価総額の高い銘柄で構成された時価総額加重平均をMSCI社が指数として算出し、

算出された指数に連動する形でETFが組成されており、完全ではないものの殆どKOSPI指数に投資を行うのと、

同等の効果が期待できます。

 

韓国の個別銘柄に投資する方法①ーSBI証券で直接取引可能??ー

まずはSBI証券で韓国株に個別銘柄ベースで投資する方法をお伝えします。

SBI証券は韓国市場に上場されている株式に直接投資を行うことが出来ます。

 

直接市場にアクセスする為、取引できる銘柄は非常に多くなっています。

しかし、手数料が高いという欠点もあります。

 

取引手数料は0.9%と高く売買往復で1.8%の取引手数料が発生します。

更に為替手数料も発生することから合計で4%~5%の手数料が発生するというデメリットがあることは、

念頭に置いておきましょう。

 

韓国の個別銘柄に投資する方法②ー楽天証券ではADR取引可能??ー

次に楽天証券から韓国株に投資する方法を紹介します。

楽天証券は直接韓国市場にアクセスして韓国株を購入することは出来ません。

 

しかし、ADR ( American Depositary Receipt)という仕組みを用いることにより、

間接的に投資を行うことが出来ます。

 

ADR(米国預託証券)は米国の銀行が韓国の株式を購入し、

購入した株を担保に米国市場に預託証券として上場を行い、

楽天証券を通じて米国市場に上場されている預託証券に購入を行うという仕組みです。

 

米ドル建で取引を行うことができ、手数料も一回あたり3000円程度と直接取引に比べて安いうメリットがある一方、

以下のように取引できる銘柄が少ないことや、株価が連動する保証がないという欠点があります。

 

またADRのみ上場が廃止になるというリスクも抱えており、一長一短といったところですね。

楽天証券のADRで取引できる韓国の銘柄は以下となります。

楽天証券韓国銘柄

参照:楽天証券

 

韓国のおすすめ個別銘柄ーサムスン電子ー

韓国といえば財閥系が経済を支えているというのは有名ですが、

折角個別銘柄に投資をするのであれば、日本の三菱や三井のような大財閥の企業に投資をするのがおすすめできます。

Galaxyを製造していることで有名なサムスン電子は韓国で最も有名な財閥なのですが、

以下のようの安定して利益と1株当たりの利益を伸ばしています。

サムスンの業績推移

参照:MORNINGSTAR

 

更に株価もPERで現在7倍程度と割安に評価されており、変動はあるもののROEが平均して15%程度ある点も評価に値します。

利益が伸びているのも関わらず、割安に評価されているということで旨味がありそうですね。

 

サムスンの株価指標

参照:MORNINGSTAR

 

株価も以下のように順調に右肩あがりなので、モメンタムとしても良好といえるでしょう。

 

サムスン株価推移

 

 

韓国株式投資の総括とおすすめ新興国投資法

今までみてきた通り、韓国という国自体既に成長段階を終えており、

先進国と同様の成長率となっている為、投資する魅力に欠けます。

 

投資資金があまり流入しなかった為か、株式市場全体や個別銘柄に割安なものが転がっています。

短期的には再評価によって利益をとることは可能でしょう。

しかし、長期的に利益を獲得することを狙うには適した市場であるとは言えないでしょう。

 

韓国市場は成長力が低いものの、割安であるという一勝一敗という市場です。

本当におすすめなのは成長力が高く尚且つ割安であるという市場です。

更に、条件を満たす市場の個別銘柄に厳選して投資を行うことにより、

大きな利益を獲得することが出来ると考えています。

 

今現在私が最も注目しているのは中国です。

中国はコロナ禍の2020年に世界で唯一プラス成長を遂げるなど経済成長の勢いが止まらない国です。

ただ、外国人である私が中国の個別銘柄を分析することは正直ハードルが高いのでプロに運用を任せています。

私が投資している「オリエント・マネジメント」は東大ぞつのファンドマネージャーが

外資系投資銀行で腕を磨いた後独立して華々しい結果を残してきた凄腕です。

詳しく知りたい方は一度お問い合わせしてみるとよいでしょう。

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新興国投資信託

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昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

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