韓国株式

韓国の末路は日本と同様に高齢化社会、少子化社会?今後の株式投資の可能性を検討するファンダメンタルズ分析

韓国サムネイル

韓国」といえば日本から距離が近く、

「東方神起」、「少女時代」(少し古い?)、「NiziU」、「BTS」などなど、

多くの韓流スターが日本では活躍しておりかなり身近な国と言えるのではないでしょうか?

 

今回は新興国の株式投資をする上で、

世界経済インデックスファンドにも組み込まれている韓国は魅力的な国と言えるのか、

ファンダメンタルな側面で分析をしてみたいと思います。

 

韓国の政治と財政

韓国といえば、民主共和制ですね。

共和政とは、「人民の大部分」、つまり国民の大多数が国政の統治上の「最高決定権」を持つ体制です。

韓国は一院制を敷いており、

現在の首相は2017年5月に就任した文在寅氏(ムン・ジェイン)です。

韓国大統領

 

 

韓国は日本に身近な国として有名ですが、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。

以下は略史となります。

  • 3世紀終わり頃に氏族国家成立
  • 三国時代(高句麗,百済,新羅)(4世紀頃~668年)
  • 統一新羅(676年~935年)
  • 高麗(918年~1392年)
  • 朝鮮(1392年~1910年)
  • 日本による統治(1910年~1945年)を経て,第二次大戦後,北緯38度以南は米軍支配下に置かれる。
  • 1948年大韓民国成立。同年,朝鮮半島北部に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が成立。

(出典:外務省

 

日本による統治とありますが、当時の状況は沢尻エリカ出演の「パッチギ」を始めとした映画化もされており、

見たことがある人も多いのではないでしょうか。

以下は韓国の財政予算目標です。

韓国中期財政収入・支出の展望

参照:HANKYOREH

 

韓国政府は2019年の予算案を470兆5千億ウォン(約47兆1千億円)規模で編成しており、これは前年比9.7%増加です。

予算を増やした目的としては、以下です。

  • 雇用創出と両極化解消
  • 少子化対策など当面の構造的問題を解決

 

また予算は福祉分野に多く使われる前提で作成されており、

構造的な雇用不足、雇用低迷には特に予算を割いて取り組んでいく方針となっています。

 

韓国経済の現状、GDP成長率の推移を把握しよう

韓国経済は世界経済インデックスなど投資信託に組み込まれていますが、

本当に今後も経済成長する国として、個人投資家は十分なリターンを得られるのでしょうか。

以下は1990年代からの韓国のGDPとその経済成長率です。

韓国のGDPとその成長率

 

 

 

1998年にはアジア通貨危機でGDP成長率はマイナスに、

2008年にはリーマンショックで2%を切る成長率となっていましたが、

2011年からは安定して2%-3%台の成長率で推移していますね。

 

他のアジアの新興国のように5%、7%成長とはもう行かず、

日本と同じような成長率を今後も継続していきそうです。

一人当たりGDPも見ていきましょう。

 

韓国の1人当たりGDP

 

2017年時点ですでに韓国の一人当たりGDPは30,000USDほどとなっており、

中所得国の罠を抜け、産業転換に成功した後です。

 

すでに新興国と言えるレベルの国ではなく、

労働集約型産業から技術集約型産業にシフトしております。

今後はシンガポールのように製造業のデジタルオートメーション、

バイオ医薬分野を発展させるなどのさらなる知識労働の飛躍が必要となっています。

すでに大きなリターンを狙う株式投資には向いていないことがよくわかりますね。

 

韓国の人口は今後も増加する?人口推移、人口ピラミッドを考察

韓国の人口も見ていきましょう。

経済の動向を予測するに当たって、最も重要なのは「人口」です。

人口が増えなければ内需は拡大せず、消費活動、労働活動が活発化せず、

経済は落ち込んでしまいます。

 

さて、本題の韓国の人口推移を見ていきましょう。

韓国の人口推移

参照:PopulationPyramid

 

 

2018年時点で5000万人ほどとなっていますが、

毎年徐々に人口は増加していますね。

 

規模感的にも伸び率的にもすでに成熟してしまっていることがわかります。

以下は韓国の人口ピラミッドです。

韓国の人口ピラミッド

参照:PopulationPyramid

 

 

若年層に向けて人口ボリュームが減少しています。

なんだかどこかで見た形ではないでしょうか?

日本と似てるんですね。

日本の人口ピラミッド

参照:PopulationPyramid

 

日本の現在の状況は高齢化社会、少子化問題ですよね。

韓国はかつて、1971年は新生児数が102万5000人と人口に対して非常に多かったのです。

 

しかし、その後2002年には50万人規模、その後も数々の少子化対策を政府は打ちましたが、

合計200兆ウォン、日本円で約20兆円の資金を投じましたが失敗に終わっています。

 

末路は日本の高齢化社会、少子化社会です。

日本と同様の状況なので国として心配になりますが、

投資するには厳しい状況ですよね。

 

韓国のGDPを支えているのは?

韓国のGDPをなんとか支えているのはどの産業なのでしょう?

以下は産業別データです。

韓国の産業別GDP構成

参照:みずほ総合研究所

 

2005年からの推移となっていますが、

すでに農林水産業→製造業→サービス産業と産業シフトは終了しております。

バランスの良い形となっていますね。

 

それでもやはり大きいのは製造業です。

韓国の製造業といえば造船業なのですが、近年では中国との受注合戦で度重なる敗北を喫しており、

将来の製造業の行方が不安視されています。

 

16%の比率を占める卸売小売、飲食、宿泊業は観光需要がメインですよね。

日本の女性観光客はこの点ではかなり貢献しているのではないでしょうか。

 

韓国の輸出入先・他国に依存性はあるのか?

貿易相手が1つの国に依存してしまっていると、

その国の景気に大きな影響を受けてしまいます。

 

まずは、輸出入品とその相手国をみていきましょう。

韓国の輸出構造

参照:みずほ総合研究所

韓国の輸入構造

参照:みずほ総合研究所

 

 

まずは輸出品はやはり電子・電気製品関連が多いですね。

客観的にサムスンの活躍を見ていればわかります。

 

そしてやはり貿易相手は輸出入ともに中国が1位です。

それぞれ20%以上となっており、

中国経済の影響を大きく受けると言っても過言ではないでしょう。

 

この記事のまとめ

ここまで韓国のファンダメンタル分析を実施してきました。

世界経済インデックスファンドやブラックロックの資産運用、

MSCIエマージング・マーケット・インデックスで組み入れられています。

このように分析してきましたが、ファンダメンタルな面では株式投資を行うのは厳しい環境かと思います。

 

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先進国と新興国の経済成長率の差

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