〜2020年台に再び飛翔の時を迎える新興国〜

新興国株式投資で大きく資産を増やそう!

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購入・信託手数料が安いと評判の「iTrustインド株式」は投資妙味があるのかを評価!肝心の成績面は大丈夫?

インドは高い成長力を持続し注目の新興国です。

当サイトでも政治、経済、為替と株式市場、そして様々な投資信託について力を入れて分析しています。

 

 

インドのファンドの共通点として概ね購入手数料が3.0%程度、毎年発生する信託手数料が2.0%程度という高水準ということが挙げられます。

アクティブ型の投資信託の中でも非常に高い手数料形態となっているという欠陥があります。

 

今回は、インド投資信託の高手数料状態を打破すべく販売されている、

iTrustインド株式について特集していきたいと思います。

 

一見すると驚異的な手数料の低さに見えます。

しかし、見かけに騙されてはいけないことも紐解いていきますので、ご覧頂ければと思います。

 

iTrustインド株式はどんなインド投資信託なのか??

iTrustインド株式はピクテ投信投資顧問株式会社によって運用されているインドの投資信託です。

市場平均に対してプラスのリターンを追求するアクティブ型の投資信託です。

 

ピクテ投信を初めて聞いた方も多いと思います。

しかし。1800年台初頭から事業を行っている歴史のある欧米では非常に有名な投信組成・運用会社なのです。

 

運用方針としては中長期にわたって成長が期待できるインド企業に投資を行います。

ここでいうインド企業とはインドの本拠地を置く、または主たる事業をインド国内でおこなっている企業を指します。

 

iTrustインド株式の手数料の安さのカラクリ~見かけだけに騙されるな~

冒頭でも申し上げた通り、一般的なインドの投資信託は初年度5%(購入手数料3%+信託手数料2%)。

更に翌年度からは毎年2%の手数料が発生するアクティブ型投資信託の中でも高い手数料形態となっています。

 

インドに限らず新興国の投資信託は概ね購入手数料3%、信託手数料2%(年率)という形になっています。

 

理由として考えられるのは、

  • 株式を購入する場合と購入した時に売却する際に発生する為替手数料(※)
  • 地元インドの資産運用会社に任せている場合、二重で手数料が発生する
  • そもそも新興国株を現地で購入する際の手数料が発生

が挙げられます。

(※)については、例えばFXで現在ドル円が110円だった場合購入する価格は110.03円、売却する価格は109.97円と0.05%程度の為替手数料です。

しかし新興国の通貨では同じ瞬間に売買したとしても為替手数料が4%~5%になってしまうことがあるのです。

 

ファンドが売買を繰り返す限りにおいて経費がかかるので、手数料が高くなってしまうのかもしれません。

新興国の投資信託の手数料全般が高い中においてiTrustインド株式はノーロード投資信託です。

 

ノーロード投資信託とはNo Loadつまり『積み上げ無し』という名前の通り購入手数料が掛かりません。

通常のインド投資信託が3%であることを考えると、購入手数料だけで3%分安いことになります。

 

更に通常のインド投資信託が毎年信託手数料が約2%なのに対して、

0.8834%(年率)と半額以下に抑えています。

iTrustインド株式の手数料

参照:交付目論見書

 

ここまで見れば、確かに購入手数料がなくて、信託報酬も他のインド投資信託の半分でお得だなと考えられる方もいるでしょう。

 

しかし、ここから何故iTrustインド株式の手数料が低いのかのカラクリを解剖していきます。

皆さん実質的な負担、最大1.48344%という記載が気になった方も多いのではないでしょうか。

 

これはファンド・オブ・ファンズ形式の投資信託の特徴でもあるのですが、

iTrustインド株式は以下のようなスキームを用いてファンドを運用しています。

 

つまりピクテが運用しているピクテ・インディアン・エクイティーズを主な投資先として90%以上投資し、

あまった資金を遊ばせるのも勿体ないのでショートターム・マネー・マーケットJPYに投資しています。

iTrustインド株式の運用スキーム

参照:交付目論見書

 

そして、ピクテ・インディアン・エクイティーズの信託手数料が0.6%で、この信託手数料が差し引かれた結果が

iTrustインド株式の成績にそもそも反映されています。

 

つまり実質的な信託手数料は以下の通りとなります。

iTrustインド株ファンド0.88344%(年率) +  ピクテ・インディアン・エクイティーズ0.6%(年率)

= 1.48344% (年率)

 

あれ、ちょっとまてよ。。

ピクテの投資信託iTrustインド株式が更にピクテのファンドであるピクテ・インディアン・エクイティーズに投資し、

両方とも手数料を取るって、それ手数料の二重取りですよね??

 

と勘の良いからなら気付かれたかたもいらっしゃると思います。

そうなんです。結果見た目上は低い手数料に見せかけてピクテ全体としては確り1.5%の手数料を取っているのですね。

 

『美しい花には棘がある』とはまさにこのことですね。

実質的な手数料を考えると、決して著しく安い信託報酬というわけではないことが分かりました。

 

iTrustインド株式の成績(利回り)

本質的なのは手数料の高さではありません。

例え手数料が10%であったとしても利回りが30%あれば文句はありません。

 

しかし、手数料が1%でも利回りがマイナスだったら結果的にマイナスになり不満ですよね。

 

肝心のiTrustインド株式の成績なのですが、2018年4月3日から運用が開始されたので、

2年ほどのトラックレコードしかないのですが、以下のような成績となっています。

iTrustインド株式の設定来の推移

参照:月報

 

MSCIインド10/40指数が年率2.15%上昇している中において、iTrustインド株式ファンドはたったの年率0.04しか上昇していません。

指数より高い成績を狙うアクティブ型の投資信託としては不十分な成績と言わざるを得ませんね。

以下の通りMSCIインドや新生UTIインドファンドに劣った成績となっています。

 

iTrustインド株式と他投信のチャート比較

 

コラム:MSCIインド10/40指数って何??

MSCIの指数は有名ですが、その中のシリーズの一つに10/40指数があります。

通常のMSCIインド指数はインド株式市場の時価総額上位85%の銘柄の時価総額加重平均指数です。

 

MSCIインド10/40指数は以下の条件を満たした指数です・

1銘柄の構成比率が10%を超えないように
構成比率5%を超える銘柄の合計が40%を超えないように

 

新興国市場は巨大な企業が複数存在しているので、

大型銘柄の影響率をさげるために10/40シリーズが組成されているのです。

 

iTrustインド株式のまとめ

手数料が安いと話題になったiTrustインド株式。

 

確かに購入手数料は0で画期的なのですが、信託手数料は見た目上は0.9%未満(年率)と安いのですが、

投資しているファンドの手数料まで加味すると実質的に1.5%(年率)となっています。

 

実質的な手数料は特段安いということは出来ない水準になっています。

 

更に、重要な成績は運用年数が短くまだ十分なデータとはいえませんが、

新生UTIインドファンドのような他のインド投信と遜色のないレベルの成績を残せています。

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!

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昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

 

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

 

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

 

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

 

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

 

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

 

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