インド投資信託・ETF

インドの投資信託をおすすめランキング形式で紹介!ベスト3の今後の見通しは良好?

インド投信ベスト3ランキングサムネイル

これまでにインドについては以下の通り様々な分析を実施してきました。

 

また各投資信託についても以下で様々な商品を分析しています。

 

インドの政治はモディ首相のもと安定しております。

文句なく今後も圧倒的な経済成長力を成し遂げるであろう魅力的な新興国株市場です。

しかし、誰の眼から見ても魅力的なため、Nifty50指数のPERは一時27倍を超えるなど割高な水準となっています。(日経平均は15倍)

NIFTY50のチャート推移

参照:Trendlyne

 

 

今回はこれまでの分析からさらに踏み込んだ分析を実施します。

具体的には、インド投資信託についておすすめできるものをランキング形式で紹介していきたいと思います。

 

なお、インドの指数に連動することを目的としたETFは存在しています。

しかし、インドの指数に連動することを目指した投資信託は存在しません。

そのため、インドの指数に対してプラスのリターンを確保することを目指した「アクティブ型」の投資信託について紹介していきたいと思います。

 

インドの投資信託の運用利益TOP5とMSCIインド指数をチャートから比較

以下は3年以上運用を行っており、なおかつ高いリターンを出している投資信託と、MSCIインド指数との比較です。

インド投信のチャート推移_3年

参照:MORNINGSTAR

 

直近3年では「新生・UTIインドファンド」が最も良いリターンを挙げています。

ちなみに上記のトータルリターンは配当金を再投資した前提です。

また、手数料は考慮されていませんので実際のリターンはこれよりも悪くなります。

 

直近1年間のリターンはどうでしょうか。

インド投信のチャート推移_1年

参照:MORNINGSTAR

 

ここでも「新生・UTIインドファンド」が素晴らしいリターンを挙げていますね。

 

それでは、詳細にデータを見ていきましょう。

 

基準価額、純資産は 2021年03月25日 現在
トータルリターン等評価情報は 2021年02月28日 現在

ファンド名 新生・
UTI
インド
ファンド
野村
インド株投資
(ノムラ・アジア)
ノムラ・印度・
フォーカス
iTrustインド株式 MSCIインド
(配当込、
円ベース)
販売手数料 3.85% 3.3% 3.3% 0%
信託報酬等(税込) 1.95% 2.20% 1.93% 1.50%
トータルリターン1年 71.13% 42.60% 53.08% 55.83% 50.73%
トータルリターン3年(年率) 14.16% 5.05% 5.01% 9.64% 9.81%
トータルリターン5年(年率) 16.61% 10.60% 11.56% 12.03%
トータルリターン10年(年率) 15.52% 9.60% 10.96% 9.53%
シャープレシオ1年 4.36 3.09 3.48 4.03
シャープレシオ3年 0.50 0.19 0.17 0.36
シャープレシオ5年 0.72 0.48 0.48
シャープレシオ10年 0.63 0.39 0.42
標準偏差1年 16.33 13.78 15.24 13.86
標準偏差3年 28.07 26.59 29.00 26.57
標準偏差5年 23.06 22.01 24.02
標準偏差10年 24.50 24.56 25.98

参照:MORNINGSTAR

 

5年間の平均リターンではMSCIインド指数が年率12.03%となっています。

この指数を上回っている商品はただ1つ新生・UTIインドファンドのみで、年率16.61%です。

新生・UTIインドファンドは標準偏差がやや高い水準ですが、リターンが他商品に比べて高いので許容できます。

 

標準偏差といのは投資におけるリスクのことで、どれだけの価格のブレ幅があるかということです。

例えば新生・UTIインドファンドの5年平均リターンは16.61%、標準偏差は23.06%です。

ここから想定される今後1年間の新生・UTIインドファンドのリターンは統計学的に以下の範囲に収まることを意味します。

 

68.2%の確率で、
16.61% – 23.06%(▲6.45%) ~ 16.61% + 23.06%(+39.67%)

95%の確率で、
16.61% – 23.06%×2(▲29.51%) ~ 16.61% + 23.06%×2(+62.73%

99.7%の確率で、
16.61% – 23.06%×3(▲52.57%) ~ 16.61% + 23.06%×3(+85.79%

 

大きなリターンが見込める半面、最大で▲50%以上の下落を被る可能性もあります。

その点はしっかり頭に入れておきましょう。

 

 

さて、いよいよインドの投資信託として魅力的な商品のランキングを見ていきましょう。

 

インド投資信託ランキング1位:新生UTIインドファンド

第1位は上記でも見てきた通り高いリターンを誇る新生・UTIインドファンドです。

新生UTIインドファンドはその名の通り、新生インベストマネジメントによって運用されている投資信託です。

実際に運用を行っているのは1963年にインド発の投信会社として設立されたUTIアセット・マネジメント社です。

 

新生UTIインドファンドはファンド・オブ・ファンズ形式で運用されています。

要はUTIアセットマネジメントが組成・運用している投資信託を組み合わせて運用しているという形態をとっているのです。

 

上記で詳しく見た通り成績はインドの投資信託の中で最もよいパフォーマンスであり、

全ての期間でMSCIインド指数を上回るリターンを残しています。

 

過去01年リターン:年率71.13%(MSCIインド50.73%)
過去03年リターン:年率14.16%(MSCIインド9.81%)
過去05年リターン:年率16.61%(MSCIインド12.03%)
過去10年リターン:年率 15.52%(MSCIインド9.53%)

 

指数を上回る高いリターンを出している優秀なアクティブ型投信であると言えるでしょう。

 

新生UTIインドファンドの欠点を挙げるとすると、その高い手数料です。

 

販売手数料は3.85%で、信託報酬は年率1.95%です。

両手数料ともアクティブ型の中でもかなり高い水準となっています。

これら手数料を加味するとリターンはより悪くなるため、他商品と差が縮まってしまいます。

 

ただ、他インド投信もそれなりに高い手数料水準です。

手数料を加味して考えると魅力は低くなりますが、インド投信の中では頭一つ抜けた存在であることは間違いないでしょう。

 

インド投資信託ランキング2位:iTrustインド株式

1位の新生・UTIファンドとこの後紹介するノムラ・印度・フォーカスは、パフォーマンス自体は高いのですが、手数料が高いという欠点を抱えています。

その他のファンドも同様に手数料は高く、手数料加味後のリターンでいうと指数を下回るものがほとんどです。

そんな中、2位のiTrustインド株式はインド株式ファンドの中で最も手数料が低くなっています。

 

なんと、iTrustインド株式は買付手数料が0%で、信託報酬は年率1.5%です。

これは投資信託としては驚異の低さと言えます。

 

しかし、2018年4月からの運用と運用期間が短いため、まだまだこれからの動きは要注視です。

これまでの3年間はMSCIインドとほぼ同様のパフォーマンスです。

iTrustとMSCIの比較

参照:MORNINGSTAR

 

今後MSCIインドを上回るリターンが出せるかに期待しましょう。

 

インド投資信託ランキング3位:ノムラ・印度・フォーカス

3位はノムラ・印度・フォーカスです。

ノムラ・印度・フォーカスは野村アセットマネジメントによって運用されているインドのアクティブ型投資信託です。

ノムラ・アジア・シリーズのインド版ですね。

 

以下のように流動性の高い大中型銘柄を選別し、そこから各種分析・評価を通して投資先を選定しています。

ノムラ・印度・フォーカスのポートフォリオ構築プロセス

参照:交付目論見書

 

肝心の運用成績は以下となっております。

過去01年リターン:年率53.08%(MSCIインド50.73%)
過去03年リターン:年率5.01%(MSCIインド9.81%)
過去05年リターン:年率11.56%(MSCIインド12.03%)
過去10年リターン:年率10.96%(MSCIインド9.53%)

 

直近はMSCIインドに劣っていますが長期的には安定した成績を残しています。

 

過去5年の平均リターン年率11.56%と標準偏差24.02%から今後1年間の期待リターンは、以下のリターンに収まることが想定されます。

 

68.2%の確率で、
11.56% – 24.02%(▲12.46%) ~ 11.56% + 24.02%(+35.58%)

95%の確率で、
11.56% – 24.02%×2(▲36.48%) ~ 11.56% + 24.02%×2(+59.60%

99.7%の確率で、
11.56% – 24.02%×3(▲60.50%) ~ 11.56% + 24.02%×3(+83.62%

 

また新生UTIインドファンドと同様に手数料は高く販売手数料は3.3%で信託報酬は1.93%となっています。

手数料加味後のリターンではMSCIインドとの差はさらに開いてしまいますね。

 

インド投信の手数料が高い理由

アクティブ型インド投信の手数料が高いのは主に3つの理由があります。

 

まず、上記で書いたように銘柄選定に手間がかかるため、人件費が大きくかかってしまうことです。

指数を上回ろうとするとそれなりの時間がかかってしまうのです(現実には指数を上回れていない商品がほとんどなのですが・・・)。

 

次に為替コストによるものです。

新興国投資信託は為替手数料も加味されてしまうのでどうしても手数料が高くなってしまいます。

 

最後にインド株は直接インド市場にアクセスして取引できないことです。

そのため、預託証券への投資を行うこととなり、どうしても手数料が高くなりがちになってしまうのです。

 

ちなみに、新生・UTIファンドはインドの投信であるUTIのファンドを購入しているので直接インド株にアクセスしていると言えます。

しかし、UTIと新生アセットマネジメントの両方で手数料がかかっているので手数料が高くなってしまうのです。

 

インド投資信託の見通しとまとめ

インドには指数連動を目指すパッシブ型の投資信託はなく、アクティブ型の投資信託のみしかありません。

 

新生・UTIファンドを始めとして、MSCIインド指数より高いパフォーマンスを挙げているファンドもあります。

しかし、人件費や為替コスト、預託証券への投資などが影響して手数料が高くなっています。

 

結果として、手数料を加味するとMSCIインド指数と同等又はそれ以下の成績になってしまう商品がほとんどです。

 

また、インドは確かに魅力的な市場ではありますが、既に割高な水準となっていることも考慮しておく必要があると言えるでしょう。

 

新興国投資はマーケットに入るタイミングが大切です。

やはり多くの人が魅力に気づき本格的に資金が流入する前、つまり注目される前の段階の国へと集中的に資金を投下することで大きくリターンを得る事ができます。

 

記事下のランキングでは、おすすめの投資先についてまとめております。

これから新興国投資で大きな利益を狙いたいという方は是非参考にしてみて下さい。

 

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!
新興国投資信託

おすすめファンドランキング
昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

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