各国分散新興国投資信託・ETF

EXE-i新興国株式ファンドを徹底評価・分析結果の共有~評判の新興国投資信託を分析~

exe-i-emergingのサムネイル

SBIから販売されているEXE-iつみたて新興国株式ファンドについて取り上げましたが、

 

ここでは同様にSBIから発売されているEXE-iシリーズのEXE-i新興国株式ファンドについて、詳しく分析していきたいと思います。

 

ちなみに、新興国全体に投資する投信・ETFはこちらでまとめています。

 

EXE-i 新興国株式ファンドが連動を目指すFTSEエマージング・インデックスとは?

EXE-i新興国株式ファンドが連動を目指す指数も、

SBI新興国株式インデックスファンドと同じくFTSEエマージング・インデックス指数です。

 

同インデックスの組入比率は以下のようになっています。

FTSEエマージングインデックスの構成国

参照:FTSE

 

同じく代表的なインデックスであるMSCIエマージングインデックスと比べると韓国が入っていない点がことなりますが、

中国・台湾・ブラジル・ロシア・南アフリカで合計70%となっており、

既に成長のピークを過ぎ魅力の低い国で大半を占められているのが分かります。

 

SBI新興国株式インデックスファンドとの違い

FTSEエマージングインデックスは中型・大型銘柄だけを取り入れています。

 

連動とする目標は一緒なのですが、SBI新興国株式インデックスファンドがFTSEエマージングインデックスに連動する、

ETFに投資を行うだけなのに対して、EXE-i新興国株式ファンドは小型株銘柄もポートフォリオに10%組み入れています。

exe-i-emergingの投資スキーム

参照:交付目論見書

 

SBI新興国株式インデックスファンドはFTSEエマージングインデックスに連動する、

シュワブエマージング・マーケッツエクイティETFのみに投資投資をしておりますが、

iシェアーズ・コア・MSCIエマージング・マーケッツETFという小型株銘柄を含んだ時価総額加重平均と連動するETFを、

組み込んでいる点がSBI新興国株式インデックスファンドと異なる点です。

exe-i-emergingの連動指数

参照:交付目論見書

 

 

しかし組み入れ比率はシュワブ エマージング・マーケッツ エクイティが90%で、

i シェアーズ コア MSCI エマージング・マーケッツETFが10%であり、更に小型株の割合はこの中の一部ということから、

殆ど大型中型銘柄で構成された指数に連動しているといっても過言ではないでしょう。

 

連動を目標としているFTSEエマージングインデックスのパフォーマンス

EXE-i新興国株式ファンドが連動を目指しているFTSEエマージングインデックスのパフォーマンスは、

以下のようになっています。

 

FTSEエマージングインデックスの5年間の推移

参照:FTSE

 

 

過去5年間で米国のETFが2.2倍になっているのに対して、エマージングインデックスは2番目の成績で2倍になっています。

年率にならすと15.3%のパフォーマンスになっています。

 

魅力的な新興国ではない国が多くのポーションを占め最大ポーションの中国が株式バブル崩壊し、

資源価格が下落した影響をもろに受けていますね。

 

更に値動きの荒さを表すVolatilityも非常に高い数値となっております。

総じてハイリスク・ローリタ―ンのインデックスであるということが出来るでしょう。

 

EXE-i 新興国株式ファンドのパフォーマンスーFTSEエマージング指数との高い乖離ー

EXE-i新興国株式ファンドは指数に連動することを目標とするインデックスなので、

以下に指数に連動できているかという点が評価を行う上で重要になってきます。

 

以下最新のファンドの実績と参考指標(=FTSEエマージングインデックス)との成績の比較をご覧ください。

exe-i-emergingのリターン

参照:月次レポート

 

直近はFTSEエマージングインデックスに対して上回るリターンを上げていますが、

1年以上の長期ではアンダーパフォームしていることが分かります、

これほどまでに指数に対して乖離しているとなると、パッシブ型の投資信託としては低い評価をつけざるを得ませんね。

 

SBI新興国株式インデックスファンドに比べて高い手数料

SBI新興国株式インデックスファンドの手数料は0.1948%と以前紹介したVWOの0.14%と比べては高いですが、

それなりに競争力のある水準でした。

 

しかしEXE-i 新興国株式ファンドについては、手数料は購入時手数料こそありませんが(=ノーロード)

毎年発生する信託手数料は0.3794%とSBI新興国株式インデックスファンドに比べて約倍の高さになっています。

 

あえてEXE-i新興国株式ファンドを購入する必要性はなさそうですね。

実際両者の成績は以下のように殆ど変わらないことを考えると、手数料が安い法がまだ魅力的に映りますよね。

(赤:SBI新興国株式インデックスファンド 青:EXE-i 新興国株式ファンド)

sbiemergingとexe-iつみたての比較

参照:Yahoo! ファイナンス

 

 

EXE-i新興国株式ファンドのまとめ

EXE-i新興国株式ファンドは同様のSBI新興国株式インデックスファンドに加えて、小型銘柄を多少加えています。

 

運用成績はほぼほぼ同じ結果となっていますが、連動を目的としているFTSEエマージングインデックスに対して、

パフォーマンスが下方乖離しているのは由々しい事態となっています。

 

また手数料がSBI新興国株式インデックスファンドに比べて2倍程度高いことから投資する妙味は全くないといってよいです。

 

おすすめの新興国投資手法

二回にわたって紹介してきたEXE-iシリーズが連動を目標としているFTSEエマージングインデックスは、

成長力が低く魅力の低い国に高い割合投資をしており、

新興国株投資の魅力である高い利益を追求することが出来ない仕組みとなってしまっています。

 

本当に儲かる新興国投資というのは今後成長が加速し、更に割安で放置されている株式市場へ投資を行うことによって、

実現することが出来ます。

 

まさに今説明したような投資を行っている新興国株式ファンドであるフロンティア・キャピタルを含め、

おすすめできる投資先を以下に纏めておりますので、参考にしてみて下さい!

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!
新興国投資信託

おすすめファンドランキング
昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

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