〜2020年台に再び飛翔の時を迎える新興国〜

新興国株式投資で大きく資産を増やそう!

インド投資信託・ETF

ドイチェグループ運用の「ドイチェ・インド株式ファンド」!評判の投信の成績と今後は魅力的なのか徹底評価!

インドは人口も今後世界最大になり、更にまだ経済水準が低いこともあり、

成長が拡大していくことが見込まれる魅力的な新興国です。

 

株式市場は若干割高な傾向にありますが長期投資を行えば投資利益が期待できます。

 

インドの市場平均の値動きを取ろうとすると通常はETFが選択肢になるのですが、

インドのETFは指数に対する連動率が非常に低いのが問題点となっております。

 

その為、指数に対してプラスのリターンを狙うアクティブ型の投資信託が有効な選択肢となってくる為、

今まで様々なインドの投資信託を分析してきました。

 

 

本日はJPMインド株アクティブオープンと同じく一流の外資系銀行、ドイチェ銀の資産運用会社によって運用されている、

ドイチェ・インド株式ファンドについて分析していきたと思います。

 

ドイチェ・インド株式ファンドってどんなファンド?

ドイチェ・インド株式ファンドもJPMインド株アクティブオープンと同じくMSCIインド指数をベンチマークとしています。

MSCIインド指数以上のパフォーマンスを出すことを目的として作られたアクティブ型の投資信託です。

 

ドイチェ・インド株式ファンドは直接インド株式には投資を行うわけではありません。

ドイチェ銀行傘下のDWSインベストメント GmbHが運用するドイチェ・インディア・エクイティ・ファンドと、

ドイチェ・日本債券マザーファンドへの投資を通じて運用益獲得を狙うファンド・オブ・ファンズ。

つまりファンドに投資するファンドの形態を取っています。

 

ドイチェ・インド株式ファンドの運用スキーム

参照:DWS

 

 

ファンズと複数形になっていますが、殆どはドイチェ・インディア・エクイティ・ファンドに投資をしています。

あくまで余った資金の一部をドイチェ・日本債券マザーで運用しているという感じですね。

 

コラム:ファンド・オブ・ファンズ形式の罠~巧妙に手数料を二重徴収する仕組み~

以前ピクテのiTrustインド株式でもお伝えしたのですがファンド・オブ・ファンズには巧妙な落とし穴があります。

 

ファンド・オブ・ファンズ形式でグループが運用しているファンドに投資をしている投資信託では、

グループが運用しているファンドの手数料が徴収されたベースが投信の手数料前のパフォーマンスとなります。

 

今回でいえばドイチェ・インディアン・エクイティ・ファンドで手数料が徴収されたベースで、

ドイチェ・インド株式ファンドのパフォーマンスとなるのです。

 

更にドイチェ・インド株式は独自に手数料を徴収する仕組みになっています。

 

購入手数料が3.78%、信託財産留保額0.3%で合計4%と抑々高いのですが信託手数料の欄を見てみましょう。

見かけ上の信託手数料は1.35%と他のインド投資信託に比べて若干低く設定されています。

 

しかし、投資しているドイチェ・インディアン・エクイティ・ファンドの手数料が年0.6%となっています。

つまり実質的には信託手数料は両者の合計である年率1.95%と他の投資信託と同水準になってしまいます。

 

ドイチェ・インド株式ファンドの手数料

参照:DWS

 

直接ドイチェ・インディアン・エクイティ・ファンドに投資する機会を与えてくれません。

金融リテラシーの低い日本人からドイチェインド株式を通じて二重で手数料を徴収してやろうという悪意が透けて見えますね。

 

ドイチェ・インド株式ファンドのリターン(利回り)をMSCIインド指数や他の投資信託と比較

ドイチェ・インド株式ファンドはアクティブ型の投資信託です。

つまりベンチマークとして設定しているMSCIインド指数に対してどれだけの高いパフォーマンスをだせているか重要になってきます。

 

以下ドイチェ・インド株式ファンドとベンチマークのMSCIインド指数と他のインド投信のパフォーマンスを比べたチャートです。

 

【比較したインド投信】

新生UTIインドファンド:インド投資信託で高いパフォーマンス

JPMインド株アクティブ・オープン:同じく外資系銀行によって運用されているインド投信

ドイチェ・インド株式ファンドと他投信のチャート比較

 

チャートからわかる通り成績は以下の順番となっています。

新生UTIインドファンド>ドイチェ・インド株式ファンド≒MSCIインド指数>JPMインド株アクティブ

 

ベンチマークと同じリターンとなっていることから、微妙な結果となっています。

しかし、インドのETFが高い下方乖離率であることを考えると相対的に優れた投資信託であると言えますね。

  • インドのETFを分析~高い乖離率が問題~

データ上からも分析していきましょう。

 

基準価額、純資産は 2021年03月23日 現在
トータルリターン等評価情報は 2021年02月28日 現在

ファンド名 ドイチェ・インド株式ファンド JPM インド株
アクティブ・オープン
新生・UTI
インドファンド
MSCIインド
トータルリターン1年 24.49% 13.57% 26.68% 25.68%
トータルリターン3年
(年率)
9.20% 1.26% 12.38% 8.20%
トータルリターン5年
(年率)
13.75% 8.08% 17.54% 13.01%
トータルリターン10年
(年率)
8.53% 6.52% 14.54% 8.75%

 

過去10年間でみるとMSCIインド指数に劣後していますが、過去5年以降では上回っています。

 

ただ10年平均でみると最も悪いパフォーマンスとなっていることを考えると、

5年前~10年前のパフォーマンスがひどかったことを物語っていますね。

 

しかし、比較してみると新生UTIインドファンドの成績が際立ちますね。

 

ドイチェ・インド株式ファンドのリスクを他の投資信託と比較

次にリスクについて見ていきましょう。

リスクとは価格の値動きのことを指します。

 

価格の値動きの荒さを表す指標として標準偏差という指標があるのですが、

標準偏差について他のファンドと比較した以下のデータをご覧下さい。

 

ファンド名 ドイチェ・インド
株式ファンド
JPM インド株
アクティブ・オープン
新生・UTI
インドファンド
MSCIインド
標準偏差1年 40.76 42.65 41.24 --
標準偏差3年 27.51 29.64 28.37 --
標準偏差5年 23.27 25.09 23.97 --
標準偏差10年 24.28 25.91 24.75 --

 

他のインドの投資信託比でいうと、リスクである標準偏差は最も低いように見えます。

しかし、全体的にインドの投資信託の標準偏差が高いことが分かります。

 

ドイチェ・インド株式ファンドの3年平均リターン10.73%(年率)と3年平均リスク17.09%(年率)

から考えられる今後1年間のリターンは以下の範囲で収まることが想定されます。

 

68.2%の確率で
10.73% – 17.09% (▲6.36%) ~ 10.73%+17.09%(+27.82%)

95%の確率で
10.73% – 17.09×2% (▲23.45%) ~ 10.73%+17.09%×2(+44.91%)

 

大きなドローダウンとなることも視野にいれたほうが良さそうですね。

 

ドイチェ・インド株式ファンドのまとめと見通し

ドイチェ・インド株式ファンドはMSCIインド指数に対してプラスのリターンを狙うアクティブ型の投資信託です。

リターンはMSCIインド指数を若干アウトパフォーマンスする水準で収まっています。

 

しかし、購入手数料と信託手数料で初年度は6%程度、翌年度から2%の手数料が発生してしまいます。

手数料後のリターンは低くなってしまう点は考慮にいれないといけません。

 

今後の見通しとしては、以下の現在の構成銘柄と産業別構成をご覧ください。

 

銀行セクターに大きな比重をおいていることは不良債権処理で喘いでいる中にあって不安要素ではあります。

しかしインフラ開発の影響を受ける素材や、モディ政権の後押しによる消費の拡大が取れることはポジティブと捉えてよいでしょう。

 

ドイチェ・インド株式ファンド組入上位10銘柄

 

また為替ヘッジも行っておりませんが、インドルピーは他の新興国について安定しており、

尚且つ今後も資金がインド国内に流入してくることを考えると、左程大きな懸念材料とはなりません。

 

しかしインドの株式市場自体が既に高騰しており、PERは20倍の水準となっていることもあり、

一旦の調整が起こり得ることは念頭においておく必要があります。

 

ブログでまとめているランキングではインドのように成長国で且つ今後上昇する確度が高い新興国投資について紹介していますので参考にしてみてください。

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!

新興国投資信託

 

おすすめファンドランキング

 

昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

 

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

 

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

 

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

 

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

 

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

 

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