「韓国」といえば日本から距離が近く、「東方神起」「少女時代」(少し古い?)、「Twice」などなど、
多くの韓流スターが日本では活躍しておりかなり身近な国と言えるのではないでしょうか?
世界経済インデックスファンドにも組み込まれている韓国は魅力的な国と言えるのか?
ファンダメンタルな側面と為替リスク、そして株式市場の分析をしています。
韓国という国と経済をファンダメンタルズ分析
韓国は世界経済インデックスファンドやブラックロックの資産運用、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに組み入れられています。
韓国の1人あたりGDPは日本に迫ってきていますが、明らかに成長速度は鈍化しています。
さらに、韓国の人口ピラミッドは殆ど日本と同じ構造をしており、高成長は既に見込めない経済環境となっています。
ファンダメンタルな面では株式投資を行うのは厳しい環境かと思います。
内容は以下で確認してみてください。
韓国ウォンの為替リスクの考察
韓国は既に先進国という水準で人口も増大せず、まさに停滞期という形になっています。
更に経済も貿易の比率が高く、世界経済に影響されやすいという点で安定しているとはいえない構造になっています。
新興国インデックスの中では韓国をかなりの割合で組み込んでいるのは理解に苦しむところです。
ここでは、そんな韓国の為替の見通しについて見ていきます。
まずは、韓国の通貨であるコリアウォン(KRW)と、その通貨制度についてです。
第二次世界大戦後の世界において旧ウォンを導入していこう、
という形で、新興国にありがちな急激なインフレによりデノミネーションを行って1953年に100旧ウォンが1ファンになりました。
更に1962年に10ファンを現在の1ウォンにデノミを行いました。
ジンバブエ、ブラジルなどがデノミで有名なのですが、通貨価値が暴落して紙切れのようになってしまうと、
通貨の価値がなくなるので今までの1000通貨を1通貨に置き換えるというような処置をデノミといいます。
通貨制度は、韓国は1997年に日本や米国と同様の完全変動相場制に移行しました。
しかし、IMFによると頻繁に介入が行われていることにより管理フロート制を敷いているとみなされています。
記事内では、そんな韓国ウォンの為替リスクについて考察しています。
韓国の有望株式銘柄はどれか?
韓国という国自体既に成長段階を終えており、
先進国と同様の成長率となっている為、投資する魅力に欠けますが、
投資資金があまり流入しなかったためか、株式市場全体や個別銘柄に割安なものが転がっています。
短期的には再評価によって利益をとることは可能でしょうが、長期的に利益を獲得することを狙うには適した市場であるとは言えないでしょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
まとめ
韓国の経済、為替リスク、株式市場の分析をしてきました。
これから新興国株投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。