ベトナム株式

ベトナムの株式市場は魅力的だが投資すべき?投資手法も含めて解説する。

今まさに日の出の勢いのベトナム。

ASEANの中でも後発組として今後の爆発的な成長が期待されています。

カンボジア、ミャンマー、ラオスとならんでCLMV諸国として括られることもあります。

しかし、成長力が高いからといって必ずしも魅力的であるとは限らないのです。

当カテゴリーをご覧いただき、ベトナムへの投資判断をしていただければと思います。

ベトナムという国は投資対象として魅力的?

ベトナムは高い成長率を安定的に叩き出し続けており、フィリピンと同じレベルの高成長率国となっています。

アジア諸国の経済成長率

1人あたりGDPも3000USD未満と中所得国の罠までは、まだ距離があります。

  • まだベトナムは発展黎明期で今後が期待される
  • 賃金上昇によって世界の工場としての役割はいつか終わりがくる
  • 経済構造の転換が中長期的な課題として存在している
  • 人口ピラミッドの観点からも高成長はしばらく持続する
  • 社会主義国ではあるが政治は安定している
  • 政府債務はASEANの中でも高い水準で懸念されている
  • 徴税システムが脆弱なのが要因
  • 利払い費の上昇で必要な投資ができなくなることが懸念される

詳しくは、以下の記事で詳しく統計データを用いて説明していますので、参考にしてみてくださいね。

ベトナムドンの為替リスクの考察

ベトナムドンの今後の見通しはどのようになっているのでしょうか?

最終的に円貨ベースで利益が出ないと意味がありません。

いくら株式が上昇したとしてもべトンナムの通貨ドンが下落しては意味がないですからね。

ベトナムの通貨はドン(以下:VDN)です。

現在2018年8月末の時点においては、1VND=0.0048円ということになります。

わかりやすくすると1円 = 200 VNDということになります

  • ベトナムの通貨制度はクローリングペック制度
  • 為替レートは市場原理をもとにしては動いていない
  • インフレ率は高い水準で金利もそれなりに高い
  • 国際収支はプラスで推移している
  • 今後もインフレ率に基づき徐々にベトナムドン安が中央銀行に操縦される形で進行していくことが見込まれる

以下上記点を中心にベトナムの通貨ドンについて分析しています。

ベトナム株式市場の有望銘柄はどれか?

ここではベトナムの株式市場は市場全体としてどうなのか?

個別銘柄で有望なものはあるのか?

どこで投資できるのか?

また投資するに際しては注意する点はあるのかという点について、

ベトナム株式でリターンを得たいという方向けに解説しています。

ベトナムでは1990年代初めにドイモイ政策で市場経済に移行して以来、株式市場の設立が計画されてはいました。

しかしベトナムは共産主義政権となっています。

資本主義の象徴」である株式市場の開設に反対する保守勢力の抵抗もあり設立は遅延している状態でした。

2000年になってやっとホーチミン証券取引所が解説、2005年にはハノイ証券取引所も開設されている状況です。

ハノイ証券取引所はホーチミン証券取引所の1割程度となっています。

ベトナムの株式市場は歴史としてはまだ20年も経過しておりません。

市場開設当時は上場企業数も少なく、株価が短期間で急上昇した後直ぐに急落しました。

2007年のWTO加盟を期に株価は急騰し、2008年にバブル崩壊とリーマンショックが重なり急落し軟調に推移しました。

2015年以降は外国人の投資規制が撤廃されたことにより株式市場は堅調さを取り戻しています。

ただ企業の情報開示義務が遵守されていないなど投資家の不信感が強い状況が続いています。

依然として一定以上の株式を外国人が保有できない等で、いまいち海外からの投資は本格化していません。

さらに詳しくは以下の記事に記載しています。

まとめ

上記の、新興国株への投資は経済・財政・政治更に為替を分析した上で、

市場平均に投資をしようとしても、規制によって市場平均に連動しない可能性が高いです。

また個別銘柄に投資する場合は少ない情報から今後の見通しを組み立てていかないといけません。

またいざ取引するとなっても高い手数料、高い為替手数料によって10%程度の手数料をはじめから背負うことになり非常に不利な戦いを強いられることになります。

ベトナム株も高い取引手数料、高い為替手数料もあり、投資するのであれば、徹底的に分析した上で銘柄を選ぶことをおすすめします。