〜2020年台に再び飛翔の時を迎える新興国〜

新興国株式投資で大きく資産を増やそう!

インド投資信託・ETF

インドの国内ETFである銘柄1549と1678を比較分析。高い乖離率が問題点!

今までインドのファンダメンタルI(経済・財政・政治)と為替の見通しを分析したあと、

株式市場の概況並びにおすすめ銘柄について分析してきました。

 

インドはモディ政権のもとで政治は安定して、経済はいうまでもなく今後の世界の経済成長を索引するドライバーで、

為替も安定的に推移しており、当然世界の投資家から注目を受け株価は若干割高な水準になっています。

更に前回日本で取引できるインド株の投資信託についても分析しました。

 

 

投資信託の中にも新生UTIインドファンドのように有望なものもありますが、

シンプルにインドの株式指数に連動した商品に投資を行おうとする場合は、

投資信託に品揃えがない為、ETFへの投資を行う必要がでてきます。

 

今回は日本で取引を行うことができる

 

・上場インデックスファンド S&P CNX Nifty先物 (インド株式) (1549)

・NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信 (1678)

 

について分析していきたいと思いいます。

 

インドETFとSENSEX指数との比較

それでは各ETFについて分析していく前に、インドの代表的なSENSEX指数(緑色)

銘柄コード1678:NEXT FUNDS インド株式指数 (青色)
銘柄コード1549:上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物 (赤色)

をご覧下さい。

1678-1549のチャート比較

参照:Yahoo! ファイナンス

 

 

NEXT FUNDSはSENSEXそのものに連動を目指しているものではありませんが、

概ね同じレベルのパフォーマンスに見えます。

 

しかし上記の図はYahoo financeから管理人が作成したものなのですが、Yahoo financeでは

配当の再投資を指数は加味していないので実際は更にSENSEX指数は高いパフォーマンスとなっています。

以下個別に見ていきましょう。

 

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信 (1678)

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信(以下:NEXT FUNDS)はNifty 50指数の日本円換算に

連動する成果を目指すETFです。

Nifty50指数についての説明を引用します。

 

※ Nifty 50指数は、インドを代表する株価指数です。インドのナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、
浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。指数の計算方法は、浮動株調整済時価総額加重平均
方式です。1995年11月3日を基準日とし、その日の指数値を1000として、インドルピー建てで算出されています。

(引用:NEXT FUNDS 交付目論見書)

 

 

インドの指数といえばムンバイ証券取引所に上場されている銘柄で構成されるSENSEX指数が有名ですが、

二番目に大きいナショナル証券取引所に上場されている銘柄で構成されているのがNifty指数だということです。

 

二つの指数に違いについては詳しくコラムで触れますが、構成銘柄もにており値動きもほぼほぼ同じ動きとなっています。

では肝心な連動を目指す指数であるNifty50指数とNEXT FUNDSの連動度合いなのですが、以下ご覧ください。

Nifty50指数とNEXT FUNDSの連動度合い

 

 

以前は乖離が大きく発生していますが、直近はNifty50指数に対する乖離率は低くなっています。

ただ以下の理由によって乖離が発生しうることについては説明がなされています。

 

✔︎ ETFの購入や売却などのファンドの純資産額に備える為に一定程度の余裕を持たなければいけないこと
✔︎組入銘柄の組換え時に銘柄入れ替えする際のコスト
✔︎組み換え中に価格が変動

 

手数料は購入時価格の0.3%と安いですが、ファンド運用にかかる経費率は0.95%となっており、

ファンドの価格に0.95%の下落を齎しているということになるので購入時手数料と合わせると実質1.25%の費用を支払っていることになります。

 

コラム:SENSEX指数とNifty50指数の違いを解説

まず最も使用されているSENSEX指数(正式名称「S&P BSE SENSEX」)ですが、

アジア最古の取引所であるムンバイ証券取引所に、上場されている大型株30銘柄の時価総額加重平均型の株式指数です。

なんと30銘柄でムンバイ証券取引所の時価総額の約50%を占めていると言われています。

 

一方Nifty50指数(正式名称「S&P CNX Nifty」)はナショナル証券取引所に上場されている銘柄のうち50銘柄を選出して同じく時価総額加重平均型で構成しています。

両者は違う指数ではあるのですが、組み入れられている銘柄で被っているものも多くなっています。

しかし、以下のようにSENSEX指数が大幅にアウトパフォームしています。

赤:SENSEX指数 青:Nifty50指数

ENSEX指数とNifty50指数の比較

参照:Yahoo! ファイナンス

 

 

これは浮動株時価総額加重平均か時価総額加重平均指数かに影響されています。

Nifty50指数は取引可能な株式のみを時価総額の基準としており、一方SENSEX指数は時価総額そのものを組入比率を決定する基準にしています。

インドの有望銘柄はかつての日本のように持ち合いが行われており時価総額は大きくても浮動株比率が低くなっている銘柄が多いということです。

つまり、インド株の成長そのものを100%享受することは難しいのです。

 

上場インデックスファンド S&P CNX Nifty先物 (インド株式) (1549)

次は日興アセットマネジメントによって運用されている上場インデックスファンド S&P CNX Nifty先物 (以下:上場インデックスファンド)です。

ただ現在は運用がなされておらず償還済みとなっています。以下は以前書いている内容なので次の項目まで飛ばして頂ければと思います。

 

運用目標について交付目論見書を抜粋すると以下となります。

 

当ファンドは、主として別に定める投資信託証券の一部またはすべてに投資を行ない、
信託財産の1口あたりの純資産額の変動率を円換算したNifty50指数先物の変動率に一致
させることをめざして運用を行ないます。

引用:上場インデックスファンド交付目論見書

 

 

Nifty50の現物ではなく、先物への連動を目標するETFということですが、

日経平均と日経平均先物が概ね同じ動きをするのと同様、殆どNifty指数連動と考えていただければと思います。

 

先物と現物は価格が乖離すると、両者の鞘を取ろうとする裁定取引が働き著しい乖離が起きないようになっている為です。

以下は上場インデックスファンドとNifty50先物の乖離ですが、累積・年率共に著しく高い下方乖離率を示しています。

 

上場インデックスファンドとNifty50先物の乖離

 

とてもじゃないですが連動率が高いとはいえない結果となってしまっていますね。更に最初の図にも乗せた通り。NEXT FUNDSよりも、ほぼNifty指数と同じ動きをする

SENSEX指数からも大きくアンダーパフォームしているので、投資妙味は著しく低い問題ETFということが出来るでしょう。

 

国内インドETFについての「まとめ」と魅力的な新興国投資手法

国内インドETFとして上場されているNEXT FUND Nifty50指数と上場インデックスファンドNifty50指数は、

浮動株を元に組む入れ比率が決定されているためSENSEX指数に対して劣後する成績となっています。

 

インド自体は非常に魅力的な新興国であることに間違いはないのですが、残念ながらまだ国民が貧しすぎて株式投資をする余裕がありません。

また、個別株に関しては我々先進国の投資家はADRという仕組みを使って間接的にしか投資をすることができないのです。

新興国株が上昇するのは主に先進国のあまった投資資金が流入することで発生します。

 

つまり、以下の条件を満たす国で大きなリターンを期待することができます。

✔︎ 成長力が高い。企業成長力が高い。
✔︎ 先進国から投資できる環境が整っている
✔︎ 国民に余裕がでてきており日本の1980年代と類似している

このような国の厳選銘柄に投資することで新興国投資の醍醐味を体感することができるのです。

以下で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

資産を大きく増やすのに適した今まさに飛躍の時を迎える投資先!

新興国投資信託

 

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昨今新興国の勢いは留まるところを知らず、世界のGDPに占める比率は50%近くに達し、更に高い成長率を維持して世界経済の中で存在感を年々高めています。

 

当然、経済成長に伴って企業の収益成長率も世界の成長率を大きく上回っています。

先進国と新興国の経済成長率の差

 

しかし、2010年代は先進国株が堅調に推移したため、新興国企業は収益を伸ばしているにもかかわらず株価は低迷していました。
結果的に新興国株式の割安度は高まりつづけています。

新興国株式は割安

 

現在はいわばマグマが溜まっている状態で、2020年代は2000年代に堅調だった新興国株の時代が再び来ると想定されています。

とはいえ適当に選んだ新興国に投資しただけでは大きなリターンを得ることはできません。
新興国の中には投資環境が整っていない国や政治的に不安定な国が数多く存在しているからです。

 

新興国投資で大きなリターンを得るためには、

✔︎ 成長力・企業成長力が高い
✔︎ 株価が上昇するのに適した経済水準
✔︎ 株価が割安
✔︎ 現地の情報が得られる敏腕ファンドマネージャーが銘柄を厳選

などといった条件を満たす必要があります。

特に最後の観点が抜け落ちがちなのですが、やはり腕利きのファンドマネージャーが運用しないとなかなか市場平均を上回る高いリターンを望むことができません。

いわゆる大企業が運用する投資信託はマネージャーがサラリーマンとして雇われの身であり、結果にコミットするという観点では物足りない部分があります。

そのため、私は運用を任せるのであれば本物のプロとして己の腕一本でのし上がっているヘッジファンドが効果的であると考えています。

 

以下では長年新興国株投資を含めて投資を行なってきた私の経験や知見からヘッジファンドを含めておすすめできるファンドをお伝えしています。

新興国投資で大きなリターンを得たいと考えられている方は参考にしていただければと思います。

 

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